れいほくスケルトンの取り組み

1本の木、1つの山から
やがて日本の山全体へ、という思い。

れいほくスケルトンの取り組みは、単に木材需要を高めて経済に潤いを与えるということにとどまらず、
嶺北の山を、ひいては日本の山を守り、社会全体が循環型になっていくことを夢見ています。
それは、産地側の社会貢献の形でもあると思っています。

40~60年生の嶺北材を安定して供給可能

杉は植林してから40年ほど経つと構造材として使えるようになります。
40~60年生の材を一般材、それ以上を高齢材と呼びます。どの産地も高齢材の蓄積は少なく、今後の原木供給は一般材が中心になるでしょう。
れいほくスケルトンの規格材も40~60年生の一般材を使用しています。

れいほく地域におけるスギの人工林齢級別資源構成図

嶺北地域におけるスギの人工林齢級別資源構成図

いほく地域

高知県北部の嶺北地域は吉野川源流に位置し、面積の90%が森林という、極めて自然が豊かで林業の盛んな地域です。そして、急峻な地形、年間2500mmを越える降雨量、寒暖の差が大きく積雪が少ないなど、良質な杉が育つ条件が揃っています。
藩政時代には、白髪山のヒノキを主とする優良材が吉野川経由で大阪の町へ運ばれ、我が国初の木材市場を形成し、「土佐堀」や「白髪橋」という名が付く由来となったほどの名木を生産した歴史があります。

嶺北杉は、淡いピンク色をした優しい木目が特徴で、柱・梁材といった構造材、板材、造作材など、住宅の全ての部材に適しています。